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強迫で悩んだら、いつ行動療法を始めればよいのか

こんにちは。鈴木です。

 

行動療法を始めるタイミングの一つの目安。

行動療法やるしかないって思った時です。

 

 

他の方法を探しているならまだやらないでおきましょう

「行動療法以外の方法ってないか?」って思っている人は、行動療法をやっても失敗する可能性が高いです。

強迫性障害に行動療法は薬以上に有効な方法です。海外では第一選択肢の治療法になっています。

最後までやり通してもらえれば7~9割が良い方向に向かうっていわれてますし。

しかし、不安に直面する「やる気」と「覚悟」が必要となります。

だから「他に方法はないか?」って思っている人は、途中でつらくてやめてしまう可能性が高いです。

薬物療法は並行してやっても構いません。

 

ちなみに強迫性障害に行動療法と薬以外の有効な手段は今のところありません。

あったらすでに紹介しています。

私は行動療法にこだわりたいわけではないので。

もっと楽に良くなるのならそっちの方をご紹介したいのですが、残念ながらありません。

 

 

重症度が高くてもやる人はやる

行動療法は不安に自ら直面していく方法なので、

「本当にこんなことできる人いるの?」って思うかもしれません。

いっぱいいますよー。

重症度が高くてもやる人はやります。

むしろ、苦痛であっても日常生活がソコソコ送れていると「行動療法やらずになんとかならないか」とか、「これくらいでいいか」と練習が甘くなり、なかなか良くならなかったり、再発する人が多いです。

 

それに強迫歴が長い人でも良くなることがわかっています。

私も30年くらい強迫に悩んでいた人が良くなっていったのを経験したことがあります。

 

「私は重症だからできない」ってことはありません。

少なくともやれるところはあります。

やる選択をするのか、やらない選択をするのか、です。

 

 

やるしかない!って思ったら、もうすでに治る一歩が踏み出せています

逆に行動療法をやるしかない!って思っているなら、行動療法をそろそろやる目安です。

よくよく考えてみれば、やる気があってやってしまえば治る可能性が高いって心の病気としてはすごいこと。

そもそも行動療法ってどんなことするの?って思ったらこのブログの過去の記事をみていただければと。

個別に「私はどんなことすればよいの」って相談は、カウンセリングの申し込み(有料)をしてください。

 

カウンセリング・行動療法の申し込みはこちら。

 

本当に良くなってる?強迫の程度別アドバイス

こんにちは。鈴木です。

 

行動療法をやって、強迫を良くする練習をやっている。

ちょっと良くなったけれど、どこまで良くしていけばよいのか? 治るってどんな状態?って思いませんか?

色々ありますが目安の一つはこれ。

強迫の重症度をはかるテストをやってみることです。

テストはこちら。

点数別アドバイスをします。

 

 

17点以上の人は、コツコツ練習を続けましょう

17点以上の人は軽くなったとしてももう少し治療していく必要があります。

まだまだ強迫にとらわれているハズです。

例えば5時間シャワーをしていた人が1時間になった。

「まぁ、長いけれど以前よりマシだし一時間くらいならフツーの人もいるからいいよね」

と思いがち。

このままではすぐに悪くなります。

できるところをコツコツ練習しましょう。

 

 

8~16点の人は調子で再発のリスクは結構ある

このあたりの点数の人は良くなったけれど、気をつけた方が良い人

この時点で大分軽くなって生活に支障があるのは少なくなっているハズです。

しかし、この点数の人でも(特に16点近くの人)火種はあるような状態。

ソコソコ気になっていますよね。

もう少しやっていかないと囚われからなかなか抜け出せないし調子に左右されます。

何かきっかけがあるとすぐに悪くなるので、もう一歩すすみましょう。

 

どこをどうしていいかよくわからない!って人はこちらの質問を自分にしていきましょう。

・何か回避しているところはありませんか?

・アタマで「大丈夫」って思えるものを挑戦したけれど、「これはダメ」と思うものを残しているのではありませんか?

・以前よりマシになったから「フツーの人でもこれくらいやっているから、何が悪いの?」って思っていませんか?

 

 

0~7点の人は、再発予防を中心に

7点以下になるまでやると強迫から回復したといえるでしょう。

ただし、再発予防のためにも時々練習はやった方がよいです。

不潔強迫の人であれば、苦手だったものに触ったり、手はあまり洗わないでいる生活のままにすると再発を防ぎやすくなります。

また時々日常生活がいつもと同じパターンになりすぎないようしましょう。

生活は同じことの繰り返しだと楽なのですが、日常生活が儀式のようになり強迫的になるかもしれません。

 

 

どこまで治療しますか?

どこまでやるかは自分次第です。

もちろん7点以下までやることが理想。

「行動療法やって一度良くなったけれど、すぐにまたダメになった」って人の多くはそこまでやっていない人がほとんどなんですよ。

「治ったら好きなように手洗い・確認していいのかな?」って思っている人はあまり良くなっていない印象です。

回避していればそのまま自分に強迫症状として返ってくるのです。

再発のリスクをどうみるか?このままでも本当に良いのか?じっくり考えてみてください。

強迫性障害の原因って何?

こんにちは。鈴木です。

 

「強迫性障害の原因は何だろう」って思いませんか?

よく私も聞かれる質問ですが、ネットで調べても、お医者さんに聞いてもその答えは人によってそれぞれだったりします。

ちょうどOCDサロンでも質問をもらったので、以前書いたこともあるのですが、もう一回書いてみようかと。

OCDサロンについてはこちら。

のんびりやってます。

 

原因についていろいろ言われているのはすべて仮説です

結論から言うと、強迫性障害の原因については不明です。

実は強迫性障害に限らず、うつ病とか他の病気についてもそうです。

よくお医者さんが「脳の病気ですよ」「セロトニンが~」って言いますが、それはあくまでも「仮説」であって、証明されていません。

お医者からすれば、薬を出す理由としてそう言わざるを得ないのかもしれませんが。

行動療法だけで頑張れば1~2ヶ月で良くなる人がいるのに、脳の病気が云々ってのは説明がつかないです。

時々病院で「脳の病気だから薬飲まないとよくならないよ」と指導される場合があるようです。

これは人によっては間違った指摘と言えます。

もちろん薬を飲まないとなかなかうまくいかないケースもありますが、そうでないケースも多々あります。

 

まして「過去の親子関係のせい」って説なんかは同じ仮説でも薬と違って、親子関係の葛藤が解消されても強迫が良くなりません。

 

「親から厳しく育てられてきたし、手洗いもよくするよういわれてきた。そういう環境の人は強迫になやすいって言われている」と思った人もいるかもしれません。

確かにそれは強迫を加速させる一因としてはあり得ます。

しかし、仮に同じ環境で育っても、強迫になる人とならない人がいます。

ということは、環境だけが原因ではないってことです。

そうなると何が原因なります?性格?脳?遺伝?ホルモンバランス?

 

原因探しは時間のムダ

あえて心の病気の原因を言うとすれば「遺伝、環境、性格、ホルモンバランス、脳の状態、タイミングなどが複雑に絡み合って強迫になった」となるでしょう。

原因をさがしたところで結局わからいので探すだけムダです。

何かのせいにしたってしょーがないのです。

治療が遅くなるだけ。

原因はわらかないことを受け入れた方が良いです。

「なぜ強迫になったか?」ではなく、「どうすれば良くなるか」を考えましょう。

 

どうしても「原因があるはずだ!それを知りたい!」って人がいるかもしれません。

そんな人はとりあえず強迫を治してから原因探しをしてみては?

でも強迫が良くなれば原因なんてどーでもよくなることが多いのですよ。

 

原因はわからなくても強迫は良くなる

強迫の原因はわかっていませんが、薬や行動療法など良くなる方法はあります。

心の病気って原因がわからなくても良くなるって特徴があります。

 

よく「薬と行動療法以外の方法ないですか?」って聞かれます。

ほとんどが、行動療法が怖いから他の方法はないの?思っている人でしょう。

原因探しに走る人もいます。

今のところほかに効果があるという根拠がある方法はありません。

そんな方法があれば、真っ先にお伝えしたいところです。

漢方とかサプリメントとか科学的根拠はないですよ。

行動療法は大変なので、やりたくないって思うのもしょうがないところ。

しかし、最後まで実行されれば、7~9割がなんらかの改善があると言われているので、改善したいって人は最有力な方法といえます。

 

原因探しをしたって良くなりません。

どうすれば良くなるかを考えましょう。

強迫に立ち向かうためのモチベーションについて

こんにちは。鈴木です。

 

強迫の治療はやっぱり行動療法が効きます。

でも行動療法は不安に直面するし不安だし勇気がいりますよね。

「どうやったら勇気がでるか」って考えていると、多分いつまでも挑戦できません。

 

良くなっている人に聞くと「やっぱりこの生活は嫌だ。抜け出したい」って言います。

でもそれは良くなっていない人も同じなハズ。

この違いは何かと言えば、基本的には勢いだと思うんです。

「とっても勇気が出たからやる!」とか、「きちんとこんな風に考えられたからやる!」って人はあまりいないです。

え~い、やっちゃえ~!って感じです。

「どうやったら勇気がでるだろう」って考えても勇気はでません。

いくら自己啓発本や心理学の本を読んでも実行しなくては意味ないのと同じですよね。

 

勇気を出す方法!?

でも、「勢いです」って言うととってもガッカリする人が多そうなので、他に理屈っぽいことも付け加えておきますと、現状維持と変化があった場合、変化のメリットを大きく意識して、それをそっちを選ぶってことですね。

 

なかなか不安で強迫に挑戦できない時って、現状維持のメリットをとっているってこと。

強迫にとらわれているのに現状維持のメリットなんかあるの?って思うかもしれません。

でもあるんです。

それは「恐怖に直面しなくてもすむ」「一時的な安心」。

治すには恐怖に直面しなくてはいけません。そんなに楽でもないし、これまで嫌だったことをしなくてはいけません。

ものすごくきついこと。

そんなきついことに直面するくらいなら、避けた方がマシ(現状維持)ってなります。

 

モチベーションを高くもつためには、変化のメリットを大きくしていく必要があります。

ついつい「変われない理由」ばかり考えませんか?

「不安だから」「万が一のことがあったら」「なぜ自分は変われないんだろう」って。

そうではなく

「良くなったらどんな生活をしたいか」

「なぜ行動療法をやる必要があるのか?」

って「なぜやるべきなのか」「よくなったらどんなメリットがあるのか」と「変わる理由」を考えてみてください。

そうすることで、変化のメリットが大きくなっていきます。

 

シーソー

それでもやっぱり・・・って人は他人の影響を受けてみる

「そんなやる必要もあるのはわかっているしやりたい未来はある。だけど勇気が出ないんです」

って人は現状維持のメリットを選んでいることになります。

「怖くてやれない」のではなく「やらない選択をしている」と考えた方が良いです。

いつでも「こわいけれどやる」って変化の選択をできるのですから。

 

そんな人におすすめなのは、行動療法に挑戦して良くなっている人や、がんばっている人の話を見たり聞いたりすること。

人って影響される心理的なクセがあります。治すために頑張ってるって人の話がまわりにたくさんあると、そっちの方に影響されるんです。

例えばこんな記事を見てみたり。

強迫が良くなった人に治療の感想を聞いてみました

 

良くなったり、がんばっている人たちの仲間になりませんか?

 

強迫にとらわれている現状維持よりも、自分にとって大切なことって何?

「変われない理由」ではなく「変わる理由」をたくさん考えてみましょう。

 

といっても最後に変化の選択をして行動するのは自分。

どんな腕のいい精神科医やカウンセラーでも、最後の選択まではどうにもできません。

 

少しでも一歩踏み出せそうなら「どこからだったらできそうかな?」って自分に問いかけていき、実行に移すとよいですよ。

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